都市のヘビ

僕の通っている大学の近くには島があります。

そこには標高50mくらいの山があって、頂上に展望台があります。
晴れていると東京湾を一望したり、広がる街を眺めたりすることができます。

展望台への階段のふもとには、やたら人懐っこい野良猫がよく集まるので、撫でに行きます。とても可愛いです。f:id:u_iru:20150226153528j:plain

この間、頂上への階段を上っている時、たまたま居合わせたおじさんと話をしました。

週に何回かこの階段を上っては降りているそうで、はきはきと元気な方でした。

最近はエスカレーターとか並ぶやつ多すぎー。なんて話を聞いてましたが、突然ヘビの話をしてくれました。


7年くらいこの階段を上り下りしているそうですが、たった一度だけヘビに遭遇したようです。
おじさんは驚きながらも、そのヘビに手を合わせて礼をし、跨いで通り過ぎたそうです。

その時は何事もなかったようですが、しばらくすると、懸賞が当たりまくって、2泊3日の旅行(どこかは聞いてない)にも行ったそうです。

「宝くじレベルだといけねぇけど、小規模のモノだからいいんだ。あのヘビのおかげだね。君も会ったら拝んで跨げ。ぐっどらっく。」

なかなか街に住んでると、ヘビには遭遇しないんですよね。だからこその縁起でしょうか。見つけたらやってみようと思います。

Penfold MandM Show - Fate, Confidence, and an Encounter